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日本語教師になる    04/05/2007
旅をしていて、まさか自分が日本語教師をやるなんて思ってもいなかった。

偶然が重なった。
泊まっていたゲスト・ハウスに貼ってあった1枚のチラシ。

ボランティアで日本語を教えてみませんか?

見た瞬間「これだ!」って、感じた。
遺跡を見るのも疲れてきた。次の街に移動する日を考え始めていた矢先だった。

日本でも、子どもが好きで幼稚園で先生をやっていた。
日本語教師なんて、自分に務まるとは思えなかったが、海外にいる解放感から、もう一度、先生をやってみたいと、思えた。

早速、学校に訪ねて行くと、日本人の女性が先生をしていた。「これは、タイミングが悪かったから、諦めるか」って思った。

しかし、その女性は、来週には日本に帰国する予定だった。
「じゃあ、僕にやらせて下さい」自然に口が動いた。

始めはビザが切れる約1ヶ月だけの予定だった。長旅の途中でビザの更新をする経費を考えたら妥当な選択だったはず。
しかし、現実には4ヶ月以上、日本語教師をした。
すっかり、予定が狂った。

でも、楽しかった。
一生懸命、毎日通って日本語を勉強してくれる生徒たちに囲まれて、幸せを毎日、感じてた。
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学校の前で撮った写真。

Jay`s Schoolという名前の学校。
校長のJAYさんが、無料でカンボジア人のために学校を建てた。
JAYは、子どもの時に途中で家の事情で学校に行けなくなった。そして、遊んでばかりいた。
しかし、今は教育の大切さを感じて、お金がなくても勉強できる場所を作りたいと、この学校を建てた。

生徒たちの中には、親が亡くなっていて、市場で寝泊りしている子も、毎日勉強しにきてくれていた。

とっても、素晴らしい学校です。

校長のJAYは以前バイクタクシーの運転手をしていた時に勉強した英語を使って、子どもたちに教えている。他にも、日本語やフランス語、韓国語などを現地でボランティアをしてくれる先生がいる時に、開講している。
日本語は日本語ガイドをしているソティが仕事の休みの時に教えてもらえる恵まれた環境だった。

カンボジア人にとって外国語を話せるということは、仕事の選択肢がとても増える。国民の90パーセントが農業を仕事としている。公務員の初任給が20ドルということを考えると、外国人と接する仕事はより多くの収入を得るチャンスが持てることになる。
生徒たちの1番人気の職業は日本語ガイド。英語のガイドより、給料が高く月給200ドル〜600ドルぐらい。

日本語教師として右も左も分からない僕は、悪戦苦闘の毎日でした。生徒たちともっと話したい、上手に教えたいという理由から、僕もクメール語を一生懸命勉強した。その甲斐があってか、途中からカタコトのクメール語で授業を進められるようになった。

何より、観光客になれていない人たちと、こんなに長い間、接する時間があって良かったと思う。

今でも、生徒たちのことを「頑張って勉強してるかなぁ」って、気になったりしています。
DSCF4344.jpg

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